知っていますか?歴史・「結婚式」のできるまで

いつからあるのか?「当たり前」の結婚式

例えば、誰かが「こないだ結婚式に参列してさ」などと言ったとします。私たちはそう聞くだけで「結婚式の様子」を即座に思い浮かべることが出来ます。高級感ある式場に集まる盛装の人たち、来賓の挨拶があってそしてケーキ入刀にお色直し・・とセレモニーの進行までピンと来てしまうわけですが、ではそのルーツが一体どこにあるのかご存知でしょうか?当たり前の「お作法」としてお祝いの相場をいくらにするか、着ていくファッションは?といった辺りはとかく話題に上りがちですが、セレモニー自体の成立は?と尋ねられると少し難しいですよね。

昔の祝宴はローカル・家単位

かつて皆んながチョンマゲ・着物で暮らしていた時代、当然現代のようなドレス・燕尾服でケーキ入刀をする・・といったスタイルの結婚式はありませんでした。もちろん婚礼自体は大切な行事でしたのでお祝いの宴会といったものはあったようです。ただし大きな会場で友人もたくさん呼んで・・といった規模では決してなく場所は自宅の客間、婚礼で結びつく両家の人々のみが集まって行う、比較的ささやかなものでした。また様式もローカル色が強くさまざまな差異があり、今のように一口で「ああ、アレね」とまとめてしまえる「テンプレ的な」物ではありませんでした。

テレビが伝えた皇族の婚礼儀式からコモンセンスへ

時は流れて明治、昭和になります。西洋に追い付け追い越せという風潮の中、普及し始めたテレビ放送で皇族の婚礼が全国に流れます。チョンマゲ時代の婚礼は式次第もなく野蛮人的だ、という西洋人たちからの批判を払拭アピールするといった意味が、実はこの婚礼放送にはありました。日本にもしっかりとしたセレモニーがあるんだよ、という事で「神前式」がここで考案され実施されたのです。またテレビはかつてない速度で「共通認識を広める」ことに貢献しました。全国の多くの人が「結婚式とはこういうものか」と同一のイメージを抱く最初のきっかけとなったのでした。

白金の結婚式場は、高級な結婚式場が多くありますが、規模や予算などに合わせた結婚式を挙げることもでき、オシャレな式場も多くあります。